せっきは やくそうを つかった!
はぁーい
モンゴルでは本当に国内での感染者いませんね。
彼らにこのことを言うと大体決まって
「肉と乳茶を飲んでるから俺たちは感染しないんだ! お前も肉食え! 肉!」
と言っています。まさか本当に……いや、まさかな……。
さて、昔から変わらない食生活をしている彼らですが、ほかにも現代社会に変わらず存在するものがあります。
それがこちらの薬草です。
もちろん製薬会社で作られた現代的な薬もありますし、そちらのほうが一般的に使われているように感じました。
私はそこそこの田舎に住んでいますが、薬局は何件かありますし、ひととおりの薬がそろっています。
そしてその並びに先ほどのような紙袋に入った薬草が陳列されています。
で、こういったもの漢方薬は別として、日本だったら健康茶だとかダイエット食品のような扱いだと思います。モンゴルだと違うんですよね。
まんま薬として扱われています。
一度、首都で見かけ、珍しかったので買おうとしたのですが、そのとき同行していたダワー(前回の記事に出てきた同僚。バスケとビリヤードが得意)によって阻止されました。
元気だけど飲んでみたいといったところ、これは薬だからやめろとのこと。
確かに、元気だけどブロンたくさん飲みたいとか外国人が言ってたら全力で止めるな。
ダワー……おまえ普段ちゃらんぽらんしとんにちゃんとしたこと言うんやな。相変わらず最高やんけ。
話がそれましたが、何が言いたいかというと彼らはれっきとした薬の一つとして薬草を服用してるということ。
その後、家で寒さから少し鼻水が出てたので、同僚についてきてもらって村の薬局で薬草を買いました。なぜか店員さんから2袋売られたんだけ1袋じゃ効果ないのかな?
この薬草の名前は、Аньсны навч(アニスニーナウチ:コケモモの葉)とのこと。1袋100円くらいだったきがする。
それでは使い方を見てみましょう。
粉にした薬からティースプーン1杯で100ml水に入れて15分沸かして、15分冷まして、お玉で1日3,4回飲みます。涼しいところで3,4日保存します。保存期間3年。
なぜお玉で飲めと進めてくるのかわかりませんし、粉にせんといかんのかこれ。
胆汁?の注ぎ口?で石を発生する。腎臓、膀胱の炎症なって、小便を追う、咳を押し出す、???、??? 患者のとき使います。保存期間3年。
なるほど、ちょいちょいわかんないけど鼻水に聞くやつって言ったのは伝わってなかったらしい。
まあ、とりあえず飲んでみますか。
粉にするのはめんどくさいので、粉にしたらティースプーン1杯であろう分量をお茶パックに入れて煮出すことにします。
えいっ
なんとなくわかってたけどやっぱりほとんど蒸発しとるやんけ!
仕方ないので水を足して15分煮出します。結局2回くらい給水した。
その後15分冷ましたのがこちら。
匂いはほとんどありません。ほんのわずかにお茶っぽいにおいがするかな?
結局コップ1杯しかできませんでした。
飲みましょう。
無味
いや、この味どこかで……
あ、小学校のとき、自生してるお茶の葉っぱから作って失敗したお茶の味だ!無の味だ!
HP回復した感じしないなー。そもそもFF派だったからドラクエやったことないんだよね。
1回しか飲んでないけどもう十分だなー
………………
…………
……
よし! 葉っぱ使って燻製にしよう!
スモチはうまい! やったぜ!
————————————————————————————————————
ちなみにモンゴル人は、時期になると山で薬草を自分たちで摘んでくるそうです。
そのなかにはこれみたいな薬ではなく、お茶と一緒に沸かす健康食材のようなものもあるとのこと。
ん? まさか、コロナウイルスの感染が広まらないのはその植物が……まさかな……